Takasagoya

究極の温泉宿73という本に小野川温泉の宿が4ヶ所も載っており、初めて知った温泉地でした。 成分表やお湯使いを見ても、確かに良さそうな温泉で、そこにラジウムも加わるというレア度。 いくつかある候補の宿から、結局、米沢牛を食べられることや、こちらのご主人（先代？）が温泉地の指導的立場を担うとの記事を見て、こちらに決めました。 部屋は2階ですが温泉も2階にあるためありがたいです。 大きな旅館ではないため、温泉に入るために長い移動もなく、浴槽も一般では大浴場とそこに隣接した露天風呂、貸切風呂のみ。 説明書きを見ると、大浴場は源泉4号、5号の混合泉で湯量が豊富。 成分は4号泉が一番多いようですが、露天風呂は4号泉のみのようです。 この源泉が一番熱いようなので、湯量は少な目。 貸切風呂は5号泉らしく、湯量は豊富ながら、温度は低く成分量も少なめみたいです。 体感的には湯量が豊富な大浴場の混合泉が一番良かったかな？ 微硫化水素臭（お湯では分かりづらいが、服に残る臭いで分かる程度）の透明で少しトロッとした白い湯の華の浮く非常に良いお湯です。 料理も全体的に優しめな味付けの地の物が多く、米沢牛のすき焼きはヤバいくらい絶品でした。 唯一の難点は数十メートル離れた緩い上り坂にある駐車場が、極寒や大雪時には大変かなぁ？ってことくらいです。 接客も良くチェックアウト時はご夫婦で正座して見送ってくださりました。 悪い書き込みもありましたが、同じところとはにわかに信じ難いくらいです。 また来たい温泉地の１つになりましたが、また来るならこちらで宿泊したいです。